コロナ禍を乗り切る基本中の基本◇3つの消毒の方法と使い分け

コロナ禍を乗り切る基本中の基本◇3つの消毒の方法と使い分け

こんにちは、広報の森岡です。

新型コロナウイルスの第三波が猛威を振るう今、少しでも感染のリスクを減らしたいと、飲み会を避けたり、GoToを延期したり、皆マスクや消毒液などの基本的な対策を心がけていると思います。

以前、「マスクの選び方」に関するブログを書いたのですが、

使うことが日常化した「消毒液」についても選ぶポイントがありそうと思い、今回テーマとしてみました。

 


目次

1.消毒の種類
2.基本中の基本!石けんによる手洗い
3.オールマイティーなアルコール系消毒液
4.高い殺菌力の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
5.まとめるとどういうこと?


 

1.消毒の種類

今日は使用用途に分けて、3つのメジャーな消毒の方法をご紹介します。
「手洗い」、「アルコール消毒液」、「次亜塩素酸ナトリウム」の3つです。

ではそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。

 

2.基本中の基本!石けんによる手洗い

コロナ対策と言えば、アルコール消毒のイメージが強く、アルコール消毒をしないとウイルス除去できないかと思いきや、実は石けんによる手洗いも有効です。

  • 15秒流水で手洗い→ウイルス100分の1に減少
  • 10秒石けんでもみ洗い+15秒流水で手洗い→ウイルスは1万分の1に減少

しっかりと石けんで手洗いするだけで充分に効果はありますが、上記の例を見てもおよそ30秒間かけてしっかりと石けんで手洗いすることが大切です。手を洗いながら「ハッピーバースデー」の歌を2回歌えば、30秒ほどになるので目安になりますね。

しっかりと手を洗えていれば、手洗い後にアルコール消毒は必要ないとのことでした。

 

3.オールマイティーなアルコール系消毒液

手洗い場がない場所などで手軽に使用でき、ドラッグストアやスーパーなどでも手に入れやすく、扱いやすいのがアルコール系消毒液です。

ウイルスには膜があり、その膜をアルコールが破ることで、ウイルスを無毒かしてくれるという効果があります。濃度も様々ありますが、エタノールの濃度が70%以上95%以下のものが有効で、手指の消毒の他、物の除菌にも広く使用できます。
(70%以下の濃度のものも、一定の効果はあるとのことです)

スプレータイプ(液状)と比較して、ジェルタイプは保湿成分が含まれいるため、手荒れが気になる場合におすすめです。
スプレータイプは引火性がありますので、火気のある場所での使用は注意を払う必要があります。

 

4.高い殺菌力の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)

コロナウイルス感染拡大の第一波の際、マスクに並び、入手が困難になったのが「アルコール消毒液」でした。アルコール消毒液の代替品として、テレビなどでも紹介されたのがこの塩素系漂白剤でした。

家庭でよく使われている「ハイター」や「カビキラー」などが、塩素系漂白剤に当たります。これらの塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」がウイルスを破壊することで、無毒化してくれる効果があります。

注意したいのはこれは手指などの消毒に使える物ではなく、あくまで物の除菌に使用できる物という点です。また物に使用する際も、金属に使用すると変色やサビを起こす可能性がありますので注意が必要です

 

5.まとめるとどういうこと?

簡単に使用用途に分けると以下のようになります。

  • 手の消毒→「手洗い」
  • 物の消毒→「次亜塩素酸ナトリウム」
  • 手と物の消毒→「アルコール消毒液」

基本的に新型コロナウイルスは、目、鼻、口、などの粘膜より体に入ることで感染します。普段からマスクをしっかりとした上で、外に出かけた時、人と会った時に、こまめに手指やスマホなどを消毒をしておけば、感染リスクはかなり減らすことが出来ます。

第三波で不安な日々が続きますが、ワクチンの開発や世界での接種開始など、少しずつ明るい希望も見え始めています。日常の対策が緩むと容赦なく感染拡大の脅威が広がりますので、感染対策を日常化して一日でも早い収束を願うばかりです。

 


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