こんにちは、管理部門の西田です。
2021年もマスクをする生活がまだまだ続きそうですが、にきびができる、肌がかゆい、赤くひりひりするなどの肌荒れ症状はありませんか?
当てはまる方はいわゆる、マスク荒れ・かぶれかもしれません。 マスクを毎日着用する中では、マスク荒れになるとつらいものがありますが、改善や予防をするにはどうすれば良いのでしょうか。 今日はマスクが肌に与える影響や、予防法をまとめてみました。
目次
1.マスクが原因の肌トラブルはなぜ起こる?
2.マスク荒れを防ぐ対処法
3.最後に
毎日着用しているマスクは、実は肌にとっては負担をかけている環境になります。
その主な原因として、①肌の乾燥、②蒸れ、③摩擦による刺激の3つがあります。
①肌の乾燥
マスクをしていると、自分の呼気による湿度でなんだか肌が潤っているように感じませんか?
それって肌に悪くないのでは・・・?と思ってしまいますが、過剰な湿度はあまりよくありません。
一般的な生活において、快適な湿度は40~60%と言われており、湿度が過剰な環境にいるとお肌を守る角層が、潤いを通り越してふやけた状態となります。 お風呂上がりの肌をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。 この状態は外部環境の影響を受けやすくなり、水分量が急激に変化します。
つまり、マスクを着けているとマスク内は高温多湿な状態にありますが、外す度に急激な水分の蒸発があり、肌の内側から乾燥してしまうことになります。 肌の乾燥は花粉やほこりへ過剰反応を示したり、細菌の肌内部への侵入を許すなど、様々な肌トラブルの原因になります。
②蒸れ
高温多湿な状態は、乾燥の原因だけでなく、雑菌が繁殖しやすいという一面もあります。 冬場でも汗や皮脂が増えることから、にきびや吹き出物ができやすかったり、かゆみを引き起こしたりします。
③摩擦による刺激
マスクの着脱や話しをしたときにズレるなど、肌とマスクの繊維がこすれあうことで角質の表面を削ってしまい、肌がデリケートな状態になり、少しの刺激で赤みやかぶれを引き起こしやすくなります。
また、マスクの素材・繊維が肌に合わず、赤みやかゆみが出る場合もありますし、洗って使えるマスクの場合は、洗い残しの洗剤の成分が刺激となっている可能性もあります。
・マスクの中を清潔に、汗をこまめに拭いて保湿
例えば、マスクを外すタイミングで清潔なティッシュ、タオルなどで余分な水分を優しく拭き取ります。 こうすることで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。 また、拭いた後に保湿ケアもできれば、失われた水分を補えるのでより良いです。
・帰宅後は丁寧な洗顔ケアと保湿を
普段から使用していた洗顔料や保湿剤が、マスクによる刺激で肌が敏感になっていると、合わなくなる可能性も。 もし肌荒れがある場合は、普段使いのスキンケアを低刺激、高保湿のものにして、使ってみるといいかもしれません。
マスクで隠れるという心理からスキンケアを手抜きになりがちですが、いつも以上に丁寧な洗顔と保湿をすることで、マスク荒れの予防に繋がります。
・自分の肌にあった素材、サイズのマスクを使用する
マスクには様々な素材がありますので、肌荒れをしている方は別の素材のものを使用してみたり、直接肌に触れないようにガーゼやコットンを間に挟み、使用する方法もあります。
また、マスクのサイズも大きすぎても小さすぎても、肌に擦れる回数が増えてしまうので、自分に合ったサイズのものを使用するのも重要です。 擦れ予防として、鼻や頬などよく当たる部分に事前にワセリンなどを塗っておくことで、刺激を減らすことも可能です。
マスク生活は気持ちの面でストレスを感じる人も多いですが、肌にとってもストレスの原因となります。 いつもの冬のスキンケアの通りなのに、なんだか肌に合わない・・・なんて方はマスク生活が影響しているかもしれません。
これからもマスクとの付き合いはしばらく続きそうなので、それに合わせた肌のお手入れや、マスク選びというのも考えていきたいですね。
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