コロナ禍の大掃除!注意すべきポイントを解説

こんにちは。管理部門の西田です。
今年も残すところ約1週間。いよいよ年末が迫っていますが、皆さま大掃除はもう終わりましたか?

2020年は新型コロナウイルスで自粛生活や、テレワーク勤務が日常となり、自宅にいる時間も長くなりました。 それに伴い、家を掃除する時間が増えている人が多いかと思いますが、コロナ禍の今、大掃除は例年通りで良いのでしょうか?

いつもの大掃除に加え、ウイルス対策で今年は特に気を付けたいポイントなどを調べてみましたので、本日はそれをご紹介します。 

 


目次

1.掃除の仕方に注意点はある?
2.コロナ禍の今、特に注意したい掃除場所
3.まとめ


 

1.掃除の仕方に注意点はある?

手袋、マスク、ゴーグルを装着!

ウイルスは、ほこりなどに付着し、家の中で広がることもあります。 まず掃除中は、手袋やマスクはもちろん、メガネやゴーグルなどをするのもお勧めです。うっかり目や鼻を触ってしまうことを防げます。 また、家の中にいると手洗い、うがい、消毒の意識が薄れがちですが、どこか1か所を掃除するごとに手洗いうがいをするというぐらいに思っていてもいいかもしれません。

しっかり換気を!ただし、ウイルス除去後がベスト

掃除を始めるときに窓を開けて換気をするのは、実はあまりよくありません。 風でほこりやウイルスが舞い、壁や色々な場所に付着してしまう原因になります。 窓を開けるタイミングは、ウイルスを除去する掃除後、汚れを取る掃除をする時にしっかり換気をするのが良いでしょう。

消毒は汚れや水気を落としてから!

実はアルコールそのものには汚れを落とす効果はあまりなく、綺麗にした後に消毒をすることが重要です。 今年の大掃除は、掃除+消毒をセットですると、より良いですね。 

 

2.コロナ禍の今、特に注意したい掃除場所

靴箱

靴箱は密閉空間になっているものが多く、外で付着したウイルスをそのまま靴と共に収納してしまっている可能性もあります。 まず掃除機で細かいほこりやごみを取り、全体を拭きます。 その後、消毒用アルコールを吹きかけることで、カビ予防にもなるそうです。

換気扇

在宅時間が多くなったことにより、今年のキッチンの汚れは多くなったという方も多いのではないでしょうか。 油汚れが換気扇についたままですと、重さにより回転数が下がり、十分に換気の機能が果たせないということがあります。 換気扇の部品の頑固な油汚れは、50℃以上のお湯に重曹を溶かして20分程つけ置きをし、ブラシなどで掃除をしましょう。

加湿器

今年は新型コロナウイルス感染予防対策の一つで、加湿器を使用している方も多いと思いますが、そもそも加湿器が清潔でないと、ウイルスの温床になりかねません。 加湿器は4つのタイプに分かれ、それぞれに適したお手入れがありますが、共通して言えるのは中の水は毎日取り換えること、水を交換するときに少し水を入れ、タンクに蓋をして振り洗いをこまめにすることです。

エアコン

フィルターはそのまま水洗いしがちですが、乾いた汚れは乾いたままで掃除する方が効率的です。 さらに、ほこりが舞うことをできるだけ防ぐには、まずフィルターがエアコンに付いている状態で周辺のほこりを掃除機で吸い取ります。 そしてフィルターを外し、掃除機で残っているほこりをきれいにした上で、水洗いします。 汚れが取れにくい場合は台所の中性洗剤を薄めて、洗うようにしてください。

外から入ってきたウイルスは壁に付着していることが多いです。 乾いた雑巾などを使って、S字を描くように拭くことで壁から雑巾を離す回数を少なくするようにします。 これは、雑巾が壁から離れるときにウイルスが落ちてしまう為です。 また、素早い動きはウイルスをまき散らす原因となりますので、ゆっくりと拭くことがポイントです。

トイレの床

実はトイレの床というのは、クラスターが発生していたダイアモンドプリンセス号の中で、ウイルスが最も多く検出された箇所です。 トイレ掃除で重要になるのは掃除の順番で、高いところから低いところへ向かって掃除をするのが基本となります。 具体的には、壁→トイレットペーパーホルダーなど→便器→床となります。 家庭内感染を予防するためには、トイレの床まで注意して掃除したいところですね。

 

3.まとめ

今年は不要不急の外出が呼びかけられている中で迎える年末となります。 在宅時間が多くなる中で、いつも以上に時間をかけて掃除をするという過ごし方も良いかと思います。 今年の汚れやウイルスは今年のうちにきれいにし、すっきりした気分で新たな年を迎えたいですね。

 


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