こんにちは、営業の藤田です。
新型コロナウィルスの流行を機に、感染予防対策としてテレワークや在宅勤務といった対策を取る企業が増えました。
個人レベルでは、普段外出自粛などをされている方も多いかと思います。
スマホやPCを眺める時間は増えていませんか? そのような環境下で起こりうる体内時計のズレや夜型生活について書いてみたと思います。
目次
1.寝ているのに眠い…疲れが取れないことはありませんか?
2.体のリズムには実は太陽光が関係?
3.PC、スマートフォンを使用する際の注意点
4.おわりに
寝ている時間は以前と変わらない、寝ている時間は以前より多いのに眠さが朝起きられない、起きた瞬間から疲れを感じる…といったことはありませんでしょうか?なぜそういった状況におちいってしまっているのでしょうか。
睡眠のリズムには、メラトニンというホルモンが作用しており、主に太陽光によって生成されます。 また、メラトニンは体内時計の役割も担っており、メラトニンが分泌されると人は眠くなります。メラトニンが別名「睡眠ホルモン」と言われるのはこのためです。
メラトニンは太陽光を浴びると脳内からの分泌がストップします。
メラトニンがストップする=脳にある体内時計がリセットされ、体や頭が活動モードになり、分泌がストップしてから約14~16時間後に再び体内より分泌されるので、再び夜になると人は眠くなるという仕組みです。
覚えておきたいのは、室内の電気ではメラトニンの分泌は止まらない為、太陽光を浴びることが睡眠のサイクルには大事だという点です。
先程書いたように、メラトニンの分泌を朝止めるためには太陽光がとても大切になります。
ですが、在宅やテレワークになると、朝から外に出る方は少なかったり、 通勤時間が無くなるという反面、起床時間がズレたり、 外出自粛で部屋から出ないという方も多いのではないでしょうか?
朝に太陽光をしっかりと浴びない環境下に陥っている方も多いかと思います。
ですので起きたらカーテンを開け太陽光をしっかりと浴び体内時計を動かすことを今まで以上に意識するとよいようです。
おうち時間が増えたことによりPCやスマートフォンを眺める時間は増えていませんか?
最近肩こりが気になる人、目がしょぼしょぼする人はいませんか?
PCやスマートフォンからは「ブルーライト」と呼ばれる青色の光が出ており、継続的に浴びることで 眼精疲労や視力の低下といった影響を及ぼしていると言われています。 またブルーライトは強いエネルギーを持っている為、夜であればブルーライトを浴び続けることにより脳が昼間と勘違しメラトニンの分泌を抑制するともいわれています。
寝る前にスマートフォンを触っていて、寝つきが悪くなったことを感じられた人もいるかもしれません。 外出する機会が減った事により、動画やSNSを見る時間が増えた人も多くいると思います。
今までと同じようにみていると体への負担が増えてしまいますので、 ブルーライト軽減のフィルムやPC眼鏡をかける。 使用時間を制限する、目の休憩時間を作る、アイマッサージ行うなど、 対策をしてあげるのも大切と言えるでしょう。
新型コロナの影響で、少なからず今までの生活様式が変化してきていると感じます。
スマートフォンやPCを眺める時間は増えていると思うのでブルーライトを軽減する対策を取る、 もしくは目を休めてあげる時間をしっかり取るなどの対策が大切です。
起きてから太陽光を浴びなくなった方は、窓の近くに行くなどし太陽光を浴びる時間を作ったりするなど、「新しい生活習慣」を作ってみてはいかがでしょうか。
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