皆さん、こんにちは。営業部の松田です。
巷では、オリンピックの開催に賛否両論の声が上がっていますよね。
感染拡大の影響で医療現場が逼迫している中での開催は、医療従事者の方々に大きな負担がかかります。
大阪府や沖縄県などが看護師の派遣を国へ要請している中、オリンピックに関わる看護師はどれくらい必要なのか、どんな方が対応されるのかなどを簡単に説明していきます。
2か月を切ったオリンピック開催ですが、選手だけではなく、看護師の方々にも注目ですね。
目次
1.オリンピックで看護師として働く方法
2.オリンピックではどんな仕事をするのか
3.活動時間や期間はどれくらいなのか
4.応募資格について
5.応募から働くまでの過程
6.実際の看護師状況
オリンピックで看護師として働くには大きく3つの方法があります。
・オリンピック組織委員会が給与を支払う形で医療スタッフ募集しているので、その求人に応募する
・オリンピック組織委員会が指定した病院または協力病院に正看護師として勤務する
・ボランティアとして参加する
現在、ニュースでよく取り上げられているのは、3つ目の『ボランティアとして参加する』方法です。組織委員会は今年の4月に、日本看護協会と各都道府県の看護協会に看護師500人のボランティアを要請しました。
公式サイトで募集されている看護師の仕事は、ヘルスケアという項目にあたります。
仕事内容は、選手が怪我をした場合、医務室への搬送サポートを行います。また「ファーストレスポンダー」という応急手当セットを所持して2人1組で会場内を巡回する仕事もあります。その他にもドーピング検査のサポートなどがあります。
オリンピック大会期間中と大会期間前後で、10日以上ボランティアとして働く必要があるようです。
1日あたりの活動時間は、8時間程度ということで一般企業での就業時間の変わりはなさそうです。
その代わり、ボランティアになりますので、給与などの金銭的な報酬はありませんが、交通費として滞在先から会場までの交通費相当1日1000円の支給があるそうです。
また、東京オリンピックのボランティアユニフォームが支給されるようなので一生の記念品にはなるかもしれませんね。
・2002年4月1日以前に生まれた方
・活動期間中において、日本国籍又は日本に滞在する在留資格を有する方
上記の2点がボランティア参加に必要な条件です。
看護師は国家資格に加えて人数不足していることもあり、比較的採用されやすい状況かもしれません。
正式に働くことになれば、オリエンテーション・共通研修・役割別研修・会場別研修の3つに参加する必要があります。
そのため、拘束される時間が大会期間中だけではないので現職の方は難しいかもしれませんね。
看護師以外でもボランティアの辞退が相次いでいますが、現在までの辞退者の総数は明らかされていません。
ですが、茨城県の競技会場でのボランティア看護師が7割辞退したというニュースがでています。
また、組織委員会が、500人の看護師派遣を要請したことから、ボランティア看護師が不足していることがわかります。
今回は、オリンピックに関わる看護師の内容を簡単にご説明をさせていただきました。
現在、組織委員会が500人の看護師を集めようとしていますが、現職中の看護師ではなく、潜在看護師の離職されている方々に向けて募集をかけているようです。
YOUR NURSEも潜在看護師の方々がフリーランスとして様々な働き方ができるよう提案しておりますので、気になる方はぜひHPをご覧頂ければと思います。
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