看護師の働き方改革!?フリーランスナースの働き方

看護師の働き方改革!?フリーランスナースの働き方

看護師として働いているけど、バイトや副業ってやってもいいのかな?
周りでもやっている人が多いけど本当はどうなんだろう?と疑問に思っている人は多いと思います。

2019年4月1日から「働き方改革」法案が適用開始され、世の中の多くの働き方が変わってきています。またコロナ禍により、働き方の変革が加速しています。

 

世の中の「働き方」が変わる中、看護師の働き方改革とは??

 


目次 
1.働き方改革とは
2.就業規則を見てみよう
3.副業による確定申告の必要性
4.コロナ禍による世の中の働き方の変化

 


 

1.働き方改革とは

2019年4月1日から「働き方改革」法案が適用開始されました。

その中に、副業・兼業の促進に関するガイドラインというものがあります。
世の中全体の副業や兼業の現状から、企業も働く人ももっと副業を推進していこう!という内容のガイドラインです。

その中では、企業の副業の扱いに関する裁判例も記載されており、労働者が労働時間外をどのように使うのかは労働者の自由であると記載されています。例外として、企業がその自由を制限することが許されるのは、労務提供上の支障となる場合と書かれており、それは、

1:労務提供上の支障となる場合
2:企業秘密が漏洩する場合
3:企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合

の3つが挙げられ、それを除くと基本的に副業はOKとなっています。

 

2.就業規則を見てみよう

働き方改革により、原則副業がOKと言われている中でも、今働く会社の就業規則には沿わないといけません。

例えば、現在でも公務員は副業禁止となったままですので、副業を行うことはできません。副業してみよう、空き時間にバイトをしてみよう!と思う前に、必ず勤務先の就業規則を確認してから副業に取り組みましょう。

 

3.副業による確定申告の必要性

副業やバイトでどれくらいの収入があれば、確定確定申告は必要なのでしょうか?
基本的に20万円を目安にすると良いと言われています。

副業による所得が20万円以下の人は、確定申告をする必要はありませんが、状況により、20万円以下でも確定申告をすることで所得税の一部が戻ってくる場合があるようです。
例えば、副業の収入で源泉徴収がされており、必要経費を差し引いている場合は税金の還付の可能性があるという事です。

税に関する事は、個々の所得状況を見ての判断になりますので、税務署や税理士など専門の方に相談すると良いでしょう。

 

4.コロナ禍による世の中の働き方の変化

先ほどお伝えした働き方改革が進む中、コロナ禍により益々働き方の変化が進んでいます。
リモートワーク、在宅勤務も一つですが、副業やフリーランスという働き方も増えてきています。

フリーランスの身近なもので言えば、Uber Eatsの宅配はその一つです。
空いた時間に、フリーランスとして飲食店からお客様にお食事をお届けするサービスです。

そんな必要な時に必要なだけ働く事は、「ギグワーク」とも言われています。
また、Yahoo!Japanでは大々的に副業、フリーランスの様々な職種を募集し始めました。

看護師の場合、看護師の中でもほとんどフリーランスの働き方が認知されておらず、派遣やアルバイトの形態で副業をされている方がほとんどなのが現状です。

今フリーランスのみで生計を立てている方々は少数だと思われますが、今後どんどん副業やフリーランスに対する世間の理解が進む流れの中で、看護師の世界でもフリーランスとしての働き方が広がっていくのではと考えられます。

 

時間・場所・契約にとらわれない、多様で柔軟な働き方ができるフリーランス。
まずは副業で、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 


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