こんにちは、営業の松田です。
先日、ZOZOの創始者であり実業家の前澤友作さんのツイートで、『ケアマネ』という言葉が注目を集めました。
フォロワーの皆さんの中にケアマネや介護福祉士として働いてる方いらっしゃいますか?
— 前澤友作┃お金配りおじさん (@yousuck2020) October 3, 2020
今お困りのことや課題などをお聞きしたいです。ITや機械などを導入した方がよいと思う業務や作業はありますか?僕に何かお手伝いできることありますか?#ケアマネに聞きたい#介護福祉士に聞きたい
ご家族の中で介護や看護が必要な方がいらっしゃる方はご存じかと思いますが、そうでない方にとってはケアマネさんって聞いたことはあるけど、どんなことをしているんだろう?と疑問に思っている方も多いと思います。
今日は、ケアマネがどんな仕事をされているか、どうなればケアマネになれるのかなど
縁の下の力持ちであるケアマネを掘り下げてお話していきます。
目次
1.ケアマネージャーとは
2.どんな仕事をする人?
3.どんな人がケアマネージャーになれるの?
4.自身がお話ししたケアマネージャーさんから感じたこと
ケアマネージャーを一言で例えると『介護保険のスペシャリスト』です。
介護が必要な方に介護保険でのサービスを受けられるように、ケアプラン(計画書)の作成したり、訪問看護の事業所や弊社YOUR NURSEスタッフなどと調整を行っています。 居宅介護支援事業所や介護施設、各地域にある介護相談の窓口となる地域包括支援センターなどで働かれています。
【ケアプランの作成】
介護保険サービスを利用する際に必要なケアプランの作成します。ケアプランとは、一人ひとりの利用者がどのような介護サービスを受ければ、質の高いその人なりの自立した生活が送れるようになるかを考えて、介護サービスを組み合わせた計画書のことです。
【利用者とサービス事業者の調整】
サービス事業所と利用者を繋ぎ合わせる調整もケアマネージャーの仕事の1つです。
弊社のような保険外看護や訪問介護・リハビリ、介護用品を扱う会社など幅広い事業所と蜜に連絡を取り、利用者が 一番ベストなサービスを受けれるように動かれています。
ケアマネージャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
この資格は、看護師免許のような国家試験ではなく、各都道府県にて行われており、公的資格となります。 受験資格としては、2パターンあります。 1つ目は、医師・看護師・介護福祉士などの国家資格を保有しているのに加え5年以上かつ900日以上の実務経験を満たすこと。 2つ目は、生活相談員・相談支援員などの実務経験が5年以上かつ900日以上を満たすこと。 その為、未経験の方が簡単に取れる資格ではないということです。 また合格率も10%~20%と安易に取ることができない資格です。
私はYOUR NURSEの一員として、病院やケアマネージャーの方がいらっしゃる居宅介護支援事業所にお伺いすることが多く、今までで100人近くのケアマネージャーさんとお話させて頂きました。
その中で一番感じたことは、『利用者・利用者の家族に寄り添ったサービス』を常に考えられているんだということです。 少しでもいいサービスを受けられるようにと情報を収集されており、1人1人に合ったケアプランを作成されています。
何年にもわたり利用者様と1対1で向き合ってきたからこそ分かる利用者様の性格であったり家族構成を聞くことができ、利用者家族の一員のようにお話されるのが印象的でした。
今後、高齢者社会が進む中で、皆さんもケアマネージャーと関わる機会が増えてくるかと思います。私が仕事を通じて感じたケアマネージャーさんの『利用者に寄り添う気持ち』を少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
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