こんにちは、営業の松田です。
日本人の5人に1人がなったことがあると言われているうつ病ですが、知り合いや身内でうつ病になった・なったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
私の周りにも複数人、うつ病になった知り合いがいます。
今回は、うつ病のとは何か、どんな症状や種類があるのか、ケアの方法についてお話していきます。
うつ病とは何かを知って頂き、どんな病気なのか・どのように接するべきかを理解して頂くことができればと思います。
目次
1.うつ病とその原因について
2.うつ病の種類・特徴について
3.周囲ができるうつ病のケア方法
4.さいごに
皆さんはうつ病に関してどれぐらいの理解がありますか?
現代社会は経済的には豊かになり、科学技術も高度になり、便利で快適な生活になっている反面、ストレス社会ともいわれています。
社会の発展とともに、競争社会、管理社会も激しくなり現代人の多くの人はストレスを抱えており、それが原因でうつ病「こころの病」にかかる人が増えているのです。
また、うつ病を引き起こす原因は一つではありません。基本的には非常につらい出来事が発症のきっかけになるだけで、それ以前にいくつかの事が積み重なり、生活の中で起こる様々な要因が複雑に結びつき発症してしまうのです。
うつ病を分類するに場合ですが大きく分けて4種類あります。
① 症状の現れ方
主にうつ状態だけが起こるものを「単極性うつ病」
うつ状態と躁状態の両方が起こるものを「双極性うつ病」と呼びます。
② 症状の重軽症度
症状によって日常生活や仕事に現れる支障による分類です。
軽症の場合は、日常生活や仕事上での他人とのコミュニケーションに生じる障害も少なく、周りが気がつかないことも多く、重症の場合は、日常生活や仕事上での他人とのコミュニケーションが明らかに困難な状態となります。
(中等症は双方の間の症状となります。)
③ 初めてか再発か
「単一性」「反復性」との分類があり、「単一性」は初めてなった方のことを指し、「反復性」は再発の方のことを指します。
(特に反復性に関しては再発防止の対応などがとても重要になってきます。)
④ 特徴的な病型
病型でいうと、代表的なのが下記になります。
・メランコリー型
典型的なうつ病ともいわれており、仕事や責務役割に過剰に適応する中で、脳内のエネルギーが枯渇するような経過を指すものです。
良いことがあっても気がはれない、明らかな食欲不振や体重減少、いつもよりかなり早く目が早く覚める、朝の気分の落ち込みが激しい、などといった症状が見られます。
・非定型
良いことに対しては気分が乗る、過度な食欲、体重増加、過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に対して過敏、などといった症状が見られます。
・季節型
こちらは反復性の一種で、特定の季節に発症し季節の移り変わりとともに症状が回復傾向に向かいます。
・産後
産後4週間以内に発症したものをさします。
発症の原因としてホルモンの変化や産後の疲労、子育てに対しての不安などが重なることが原因として考えられます。
こころの不調の信号は自分では気づきにくく、「職場や家族に心配かけたくない」という思いから
抱え込んでしまい誰にも相談できないことが多く身近にいる人が「気付ける」かが重要となります。
・事前ケアとして「話を聞くこと」はとても重要ですが無理に聞き出すではなく話せる環境を整えてあげることも大切です。
・療養を支えるという意味合いでは安心できる環境を作ることや、病院への受診をすすめる事も大切ですが、その際はうつ病などの言葉は使わずに疲労状態が続いていることなどを理由に心配してあげるのもいいでしょう。
また初めて診察に行く場合は付き添いをしてあげると安心にもつながります。
今回は、うつ病についてご紹介させて頂きました。
服薬や自然治療以外に、脳にチップを埋め込み電極の力で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行できること証明されたとニュースが出ていました。
技術の進歩だけではなく、少しでもうつで苦しむ人が少なる世の中になってくれるのを祈るばかりです。
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