涼しくなったのに何となく体調が悪いのは「秋バテ」のせいかも?

涼しくなったのに何となく体調が悪いのは「秋バテ」のせいかも?

こんにちは、管理部門の西田です。

最近は涼しいと感じる時間も長くなり、過ごしやすい季節になってきましたね。 ただ、過ごしやすいはずなのに、なんとなく体調が悪かったり、気分が落ち込みやすいなと感じたことはありませんか?

その原因は、夏バテならぬ「秋バテ」かもしれません。 今日は秋バテについて、いったいどんな症状があるのか、その原因とすぐにできる対処法を調べてみたので、まとめてご紹介します。

 


目次

1.そもそも秋バテとは?
2.症状と原因
3.今から出来る対処法3つ
4.まとめ

 


1.そもそも秋バテとは?

秋バテとは、あまり馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。 「秋バテ」を辞書で調べると、次のような意味になります。

秋の初めごろにみられる体の不調。夏ばてによる体力の低下や自律神経の乱れなどに気候の変化が加わって起こる。

夏バテは夏真っ盛りの7月~8月に起こることが多いですが、秋バテは9月~と、涼しくなってくる頃に起こります。 夏の疲れが体に溜まったまま、秋を迎えると秋バテになりやすくなります。

 

2.症状と原因

夏バテが起こる症状としては、以下のものがあります。

  • だるい、疲れやすい
  • 食欲不振 ・胸やけ、胃腸の不調
  • めまい、立ち眩み ・肩こり、頭痛
  • 寝つきが悪い、朝すっきり起きれない
  • やる気が起こらない

秋バテの大きな原因が自律神経の乱れと、それにより血の巡りが悪くなることです。 秋は日々の気温が安定せず、朝晩の寒暖差で体温調整が難しかったり、秋雨前線による雨や台風による気圧の変化で自律神経が乱れやすい時期といえます。 また、夏気分が抜けずに冷たいものを食べすぎたり、薄着で体が冷えたりすることも一つの要因です。

 

3.今からできる対処法3つ

では秋バテにならないために何に気を付ければ良いのでしょうか?
今からできる対処法を3つご紹介いたします。

①正しい入浴で体を温める

38~40℃ぐらいのお湯に、10~30分かけてゆっくりつかると、体が芯から温まります。 そうすると副交感神経が活発になり、リラックス効果が期待でき、血行もよくなります。 面倒くさい、夏は暑いからといってシャワーで済ませていた人も、湯船につかることをを意識してみてください。

②栄養バランスを心掛ける

真夏のような冷たい物は避け、できるだけ温かい物を食べる、飲むことを意識しましょう。 また、ネギ、ニラ、ショウガなどの体を温める食材や、ビタミンの豊富な豚肉や豆腐、ごま、免疫力を高めるさつまいもやかぼちゃ、じゃがいもなどを積極的に摂ることがお勧めです。

③就寝環境を整え、生活リズムを整える

睡眠が不規則だと、なかなか質の良い睡眠はとれません。 毎日6時間~8時間くらいは睡眠時間を確保し、寝る前の1時間程度はスマホやPC作業を控えるように心掛けましょう。 眠る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ると、メラトニンという睡眠に必要なホルモンの分泌を抑えてしまうことが分かっており、寝付きが悪くなってしまったり眠りが浅くなったりする原因となります。 逆に、自然の光を浴びる光浴は、体内時計を調整し、快眠に繋がります。 光浴は起床直後が一番効果的なので、朝起きたらまずカーテンをあける、という習慣をつけるのもいいかもしれません。

 

4.まとめ

食欲の秋、紅葉の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋・・・・秋には色々な楽しみがありますよね。

今年は外出する機会が減ってしまったのですが、旬の物を食べる、家にいる時間が増えた分読書を増やすなど、今年ならではの秋の楽しみ方を見つけたいな、とブログを書きながら思いました。 皆さんも日常生活の中でも秋バテ対策をしながら、各々の秋を楽しみましょう。

 

参考サイト:厚生労働省e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html


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