こんにちは、営業の松田です。
医療従事者の皆様、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金をご存じですか?
国から最大で20万円貰える慰労金です。
ご自身で申請する方法ではないので、あまり詳しいことを知らない方も多いかと思います。
今回は、誰がいくら貰えるのかをわかりやすく説明させて頂きます。
目次
1.新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金とは
2.慰労金の金額・対象者について
3.申請の方法は?
4.実際の申請状況は?
5.まとめ
医療機関の医療従事者や職員が、新型コロナウイルスの拡大防止・収束に向けてウイルスに立ち向かい、
① 感染すると重症化するリスクが高い患者との接触を伴うこと
② 継続して提供することが必要な業務であること
③ 医療機関での集団感染の発生状況
から相当程度心身に負担がかかる中、強い使命感を持って、業務に従事していることに対し、心からの感謝の気持ちとして慰労金を給付しています。
【最大20万円の給付】
新型コロナウイルスに対する医療提供に関し、都道府県から役割を設定された医療機関等に勤務し患者と接する医療従事者や職員
【最大10万円の給付】
上記の医療機関に設定されていたが、実際に新型コロナウイルスの患者の診療を行っていない医療機関に勤務する医療従事者や職員
【5万円の給付】
その他病院、診療所等に勤務し患者と接する医療従事者や職員
上記は、派遣や業務委託、パート、アルバイト、短時間労働の職員なども「患者に接する業務」などの条件を満たしていれば、給付対象に含まれます。
※上記の対象者の振り分けの詳細をご確認されたい方は下記の厚生労働省のHPをご参照ください。
厚生労働省HP「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000098580_00001.html
【申請者について】
申請は個人ではなく、勤務先の医療機関等が代理申請・受領することになります。
ただし既に退職しているなどの場合は、個人で直接、都道府県に申請することもできますが、その場はも勤務していた医療機関・施設による「勤務証明」などの書類が必要となります。
【申請期間】
7月から申請受付がスタートしましたが、締切の期間は各都道府県によって違い、大分県では既に終了しています。
大都市の東京は11月末、大阪は10月末となっています。
関西圏の兵庫県は1月末、京都府は2月26日と大都市に比べ、期間に余裕があります。
上記で記載した通り申請に関しては、医療機関等が代理申請する流れてとなっていますが、勤務先が「申請してくれていない」などの相談が厚生労働省に届いているそうです。
理由としては、対象者の選定・申請方法などが複雑になって点が多数あり、手続きが後回しになっている医療機関があるとのことです。
ご覧頂き、ありがとうございます。今回は、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金についてご紹介しました。
既に申請期間が過ぎている都道府県もありますが、皆様の勤務先が申請されているか確認されるといいかとしれません。
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