今季のインフルエンザはどうなる?新型コロナとのダブル流行の危険性は⁉

今季のインフルエンザはどうなる?新型コロナとのダブル流行の危険性は⁉

こんにちは、営業の藤田です。

昨今コロナウィルスの感染予防対策が懸念されていますが、 そんな中でも冬の訪れとともに彼らはやってきます。

そうです。インフルエンザです。 インフルエンザにも種類があって、季節性インフルエンザと新型インフルエンザがあります。 季節性インフルエンザと新型インフルエンザの違いや、気になるコロナとのダブルでの流行はあるのか?という点、 感染予防対策には何が適切なのか?などのお話ができればと思います。

 


目次

1.インフルエンザについて
2.新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違い
3.インフルエンザの感染経路について
4.新型コロナの予防=インフルエンザ予防?
5.新型コロナウイルスとのW感染のリスクはあるのか?
6.まとめ


 

1.インフルエンザについて

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイル スは、A型、B型、C型に大きく分類されます。このうち、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。

A型インフルエンザウイルスはかなりの種類の型に分けられますが、 そのうち、巷で今流行しているのは、 「香港型」と、「ソ連型」の2種類がメインになっているそうです。 インフルエンザウイルスは 毎年小さい変異や進化をしています。対してB型インフルエンザウイルスは、「山形型」、「ビクトリア型」という2種類に分類され、A型と同じくその中でさらに細かい型に分かれます。

これらのA型の「香港型」、「ソ連型」、B型の「山形型」、「ビクトリア型」は違う方であるため、同時期に流行することがあります。 同じ年の中でA型インフルエンザに2回かかったり、 A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあるのはこのためのようです。

また、それぞれの細かい型に取得される免疫も少しずつ異なるので、 インフルエンザウイルスの変異に追いつけずに何回もインフルエンザにかかってしまうのです。 

 

2.新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違い

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体の中で増殖し、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす病気です。

大体の人は、これまでにインフルエンザにかかったことがありますよね? 人の体は一度インフルエンザにかかると、その原因となったウイルスに対しての抵抗力が高まります。なので毎年流行している季節性インフルエンザに対しては、多くの人が免疫をもっているわけなんですね。

2009年に流行した新型インフルエンザも、従来からあるインフルエンザの型とは違うものですが、症状としては季節性インフルエンザとほぼ同じものだそうです。吐き気や下痢といった胃腸の症状などの症状がでる場合もありますが、大半はかかっても数日間で重い症状がでずにで回復していきます。

ただし、糖尿病やぜん息などの持病がある方や妊婦、幼児や高齢者は、重症化する可能性があり、 あなどれません。 またこういった新しい型のインフルエンザが強毒性のウイルスに変異する可能性もあり、この点は注意が必要です。

 

3.インフルエンザの感染経路について

【1】飛沫ひまつ感染・・・感染している人のくしゃみや咳で出るしぶきを吸い込むことによる感染。くしゃみや咳を浴びる距離は2メートルといわれており、範囲内にいる人は感染の危険性が高いと言われています。
【2】接触感染・・・感染している人の唾や鼻みずが手から手へ、もしくは付着した手で触られた物を介して手に付着することなどによる感染。

インフルエンザは、ウイルスが手に付着しただけで感染したりはしません。 ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜を触れることで感染するのです。 なので、こまめな手洗いが接触感染のリスク軽減につながります。

 

4.新型コロナの予防=インフルエンザ予防?

インフルエンザの予防対策ですが、 マスクをつけずに咳(せき)やくしゃみをしている人のそばにいると、 そのしぶきを吸い込んで感染する可能性があります。なので、流行している時期もしくは地域には、人込みには行かないことが感染予防の基本になります。

また、外出して人が多く集まる場所に出かけた場合は、どこにウイルスが付着しているのか判りません。 帰宅時の手洗い・うがいが大切です。食事を準備する前など、なにか作業をするときにも手洗いをこまめにしてください。 手を洗うときは石けんなどを使って最低15秒以上、そして指の間などもしっかり洗いましょう。 そして、洗った後は清潔なタオルなどで水分を十分に拭きとってください。

※つまり新型コロナの予防策と類似しているということです。 

 

5.新型コロナウイルスとのW感染のリスクはあるのか?

新型コロナウイルスとのダブル感染は、今のところないと言い切れない状態です。
新型コロナウイルスは新しい感染症のため、まだ全容が解明されていませんし、治療薬やワクチンも今開発途上です。

万が一、W感染があり得ると判明したときには手遅れになる可能性もありますので、インフルエンザの予防接種を打っておくなど出来る対策をしておいたほうが安心です。

 

6.まとめ

毎年流行しているインフルエンザですが、新型コロナと同じように、人込みを避け、手洗いうがい、マスク着用が大切です。 冬になるにつれ流行してきますので新型コロナの感染予防とほとんど変わらないので しっかり対策していきましょう。

 


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