こんにちは、広報の森岡です。
前回に続きお風呂ネタなのですが、今回は「正しい入浴法」にフォーカスしてみたいと思います。
寒い日に、熱めの湯船にザブンと浸かり、「くぅ~!極楽~!」…というのは実は間違った入浴法だとご存じでしょうか?私も熱めのお湯が本来好きな為、この事実を知ったときは結構ショックを受けました。
正しい入浴方法を取り入れることによって、冷え性や肌の保湿力アップの効果も期待できますので、具体的にどんな風に入浴するのが良いのか見てみたいと思います。
目次
1.熱いお湯、長風呂はNG?やりがちな間違った入浴法
2.入浴は食後直ぐを避け、一杯の水を飲んでから
3.一回の入浴は、40℃のお湯に15分まで
4.泡や手のひらでやさしく洗い、入浴後は直ぐに保湿
- 夕食後直ぐにお風呂に入る
- かけ湯をせずいきなり湯船に浸かる
- 42℃以上の熱いお湯に浸かる
- 15分以上の長風呂
- 入浴後は喉がカラカラの状態
皆さんはこんな状況に心当たりはありませんでしょうか?
毎日やってしまっている…!という項目もあるかもしれません。
これらの項目のどんなところが危険なのか、どのようにすれば安心で入浴の効果を高められるのでしょうか。
入浴と夕食は、時間がどうしても近くなってしまう傾向がありますが、食後直ぐの入浴は消化に良くないそうです。理想としては、食後1時間空けてからの入浴が望ましいです。
飲酒をした後の入浴にも要注意!飲酒をしていると、脱水のリスクが高まるだけでなく、脳の働きが低下しているために、溺れたり転倒しやすくなってしまいます。飲酒をした際は、2~3時間空けてから入浴するのが良いようです。
また入浴は、自分が感じていなくても体が脱水症状に陥ってしまう、いわゆる「隠れ脱水」になってしまうことがあります。入浴に限らず、喉がカラカラと自分で感じたときは、既に体は脱水症状になっています。喉の渇きを感じる前に(入浴前に)、一杯水や牛乳などを飲むことを習慣にすれば安心ですね。
冬になると、お風呂のお湯の設定を40℃以上に設定されているご家庭も多いと思いますが、40℃以上のお湯に15分以上浸かると血圧が上昇しやすくなり、ヒートショックを起こす原因ともなります。
※ヒートショックー家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすこと。
熱めのお湯に浸かると、確かに気持ちいいですし、体がよく温まった感覚になりますが、急激に上がった体温はお湯から出た後急激に下がり、温まった状態は実は長続きしません。
少しぬるめのお湯に15分程度浸かると、体が内側からじんわりと温まり、保温効果が長く続きます。
15分を超える長風呂も、保湿面で好ましくなく、汗と一緒に水分や保湿成分も一緒に流れ出てしまうそうです。肌が乾燥肌になりやすい状態になりますので、長風呂は美容面でもあまりお勧めできません。
体を洗うときは、タオルでゴシゴシと洗わず、泡で出てくるボディーソープや手のひらで洗う方法がおすすめです。ゴシゴシと力を入れて汚れを落としているつもりでも、摩擦によって肌を傷つけている可能性があります。
特に乾燥が気になるときは、ボディーソープや石けんを使わず、お湯で流すだけでもいいそうです。
お風呂を出た後は、直ぐに保湿をしましょう。
水分が蒸発すると同時に乾燥しますので、その前に保湿をすることが美肌の鍵です。脱衣所にボディークリームを置いておくと簡単ですね。
以上、「正しい入浴編」をお送りしました。
次回は、「温泉」にフォーカスして書きたいと思います。
また次回、よろしくお願いします。
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