フリーランスナースが現場へ持って行きたい必需品6点セットとは

フリーランスナースとして活躍したいけど、どうしたらいい?始める前に何を用意したらいいですか?という質問をよくいただきます。
 
通常の勤務であれば、一様に用意されている物を利用するのですが、フリーランスであれば、自前で用意しなくてはならない事が多いです。
 
フリーランスのお仕事に行く上で、最低限必要な物は何?あったら便利な物とは?
そんな質問ににお応えしてフリーランスナースが持っておきたい6つの必需品をご紹介します。
 
 

目次

1.利用者様の情報
2.主治医の指示書(有の場合)
3.病棟(もしくは訪問)看護師からの看護要約(有の場合)
4.業務報告書
5.体温計、血圧計、聴診器、パルスオキシメーター等のバイタル測定セット
6.基本中の基本、筆記用具、手帳とペン
7.+αのコロナ対策グッズ

 


 

1.利用者様の情報

何よりも大切なのが、利用者様(患者様)の情報です。

事前にコミュニケーションが取れるのであれば、利用者様からもっ直接ヒアリングをしておき、今回何を目的に行くのかという事をしっかりとまとめておきましょう。
現場で仕事をする中でも、すぐに確認できるように必ず必要な物です。

 

2.主治医の指示書(有の場合)

看護師は「療養上の世話」と「診療の補助」の業務が定められており、利用者様に対して医療行為が必要な場合は、必ず医師の指示のもと行う必要があります。必要な場合は必ず利用者様、もしくはご家族の方から医者からの指示書を依頼しましょう。
(YOUR NURSEでは、利用者様から指示書の提出をしていただいた上で、登録看護師の皆さんにお仕事の依頼と指示書の共有をしております。)

 

3.病棟(もしくは訪問)看護師からの看護要約(有の場合)

利用者様の細かな状態や対応については、普段入所していたり通われている現場の看護師やスタッフの方々が一番理解しています。

指示書だけではなく、看護要約やサマリーがあれば、より利用者のニーズにあった看護の対応が可能となります。

(YOUR NURSEでは、こちらも必要に応じて利用者様に取得をお願いし、登録看護師の皆さんに情報の共有をしております。)

 

4.業務報告書

お仕事が完了した際には、しっかりとその業務ができたかどうかを、第三者に対しても分かる内容にまとめた方が良いとされます。
 

加えて、業務完了後に利用者やそのご家族に、確認(署名や捺印)をしてもらうと、より業務のまとまりが出来るため用意しておきましょう。
(YOUR NURSEでは、専用のシートをご用意しております。)

 

5.体温計、血圧計、聴診器、パルスオキシメーター等のバイタル測定セット

現場において、的確に利用者の状態を把握して行動できる物が必要です。中でも、体温計、血圧計、聴診器、パルスオキシメーターなどは、利用者様の依頼内容やコンディションに関わらず汎用性が高いため、基本のセットとして準備しておくと安心です。

その他にも利用者に応じて必要な物を事前に用意しておきましょう。

 

6.基本中の基本、筆記用具、手帳とペン

当たり前の事ですが、日常生活ではスマホを利用する事が多い生活スタイルになってしまったことにより、病院勤務では持っているはずのメモや手帳、ボールペンを忘れる方が多いと聞きます。

スケジュールを把握するため、また仕事内容や忘れてはいけない事がメモできる手帳を一つ用意することをお勧めします。

デジタルが多い中ですが、やっぱり紙に書くのは早いです。そしてフリーハンドで図が簡単に描けることがメリットで、状況によって相手と筆談したりという場面にも対応できます。

またお客様の目の前でメモを取ると、「しっかりしている」と信頼につながり、アナログですが活躍する場面は多数あります。予定や仕事内容をメモし、セルフコントロールを行うツールとして持っておきましょう。

 

7.+αのコロナ対策グッズ

そして上の6点セットにプラスして、今ならではの必需品が、「マスク、ガウン、除菌スプレー」などのコロナ対策グッズです。訪問看護においては、自分が新型コロナウィルスを持ち込まないという徹底した意識が必要であり、それに付随して対策グッズも必要です。


(YOUR NURSEでは、ガウン、フェイスシールド、除菌スプレー、アルコール綿の4点セットに加え、対策をまとめたオリジナルの冊子を配布しています。)

 

以上、フリーランスの現場へ持って行きたい必需品6点セット+αをお伝えいたしました。
まずは持っているバイタル測定セットがきちんと動くかどうか、確認をしてみるところからスタートしてもいいですね。

 


関連ブログ記事: